死にがいを求めて生きているの(2019/7)

平成という時代を生きる若者が、自分の生きがいについて考え葛藤する様子がリアルだった。
「ナンバーワンよりオンリーワンは素晴らしい考え方だけれど、それはつまり、これまでは見知らぬ誰かが行ってくれた順位付けを、自分自身で行うということでもある 。」
この一節は特に、平成を象徴していると思った。
朝井さんの小説初めて読んだけど、畳み掛けるような描写は緊迫感があってとっても面白かった。他の作品も読んでみたい。

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