どうせもう逃げられない(2019/6)

一井かずみさん作のコミック、【もうどうせ逃げられない】。現在コミックシーモアで1~3巻まで無料になっており、金曜日の夜に読んで、4日間で3回読みました!仕事、プライベートの予定以外の時間は睡眠時間を削って読んでる…笑

主人公は就活二浪の24歳の女の子、野田蔵なほ。素直で誠実であるあまりに、就活で会社やライバルに嘘をつかれたり騙されたりしなかなか就職できない。
そんな中ようやく進んだ第一志望の会社の最終面接を前に、2ヶ月間の生活費のため短期アルバイト先として個人のデザイン事務所・solo design の面接を受け、即日採用。最終面接まで進んでいた会社はライバルに日付を騙され最終面接を欠席。短期のアルバイト先で正社員として採用される。
そのデザイン事務所の社長、向坂拓巳は20代で名だたる賞を総ナメにしたデザイナー。しかし事務所では自身は一切デザインをせずプロデューサー業に徹している。

この二人が物語の途中で起こる様々な困難を乗り越えて、気持ちを通わせていくストーリーです。途中重めのところもあるけど、どれも丁寧に描かれていて、誰か(恋人、家族、友人、仕事仲間)を想うこと、生きること、仕事に対する姿勢、等々本当に色んな事を考えさせられるマンガでした。

まず感じたのは、やっぱり自分の強い意思を持って決断し行動する人はかっこいい!
のらくらちゃん、自分の気持ちに正直に誠実に、それでいて相手の気持ちを考え思いやれる素敵な人でした。同い年だけど、こんな風に人に優しく出来る人っていいなと。
向坂さん、頭良くて器用で仕事できて、常に人の気持ちやキャリアを優先して行動できて、ほんと素敵な人だなと思いました。自分の気持ちを後回しにしすぎだけど、そこをのらくらに指摘されて、段々自分の思いも話せるようになるところも良かったです。初めはだらしない印象だったけど、本当に大切な人に対しては最後まで誠実なところも良い。かっこよすぎ。
馨さん、向坂さんのことをずっと見守って助けてきてて、男の友情っていいなあと。

まだまだ書き足らないけど、とりあえずこの辺で。

こんなに色んな感情に揉まれながらマンガ読んだの初めてだな。やっぱり世界から支持される日本のマンガ界ってすごいんだろな。もっと別の作品も読んでみたい。

前からそうなのだけど、何かにはまるとそれ以外のことが尽く出来なくなるので気を付けないと。
私自身、資格取りたいとか英語とマラソン頑張ろうとか思っていることはあるし。
この作品に出てきた皆さんみたいに、1日1日を大切に、頑張ろうと思います!

やらないで後悔するよりやって後悔する方がいいし!

読んで下さりありがとうございました!

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